DTPコース
DTPとはDesk Top Publishingの略で、簡単にいうならチラシや、雑誌などの印刷物のレイアウトデザインをPC上で行うことです。
講習ではデザイン系の求人では必ず募集要項にあがる、Adobe Illustrator・Photohopの機能はもちろん、実務に沿った使い方を修得していきます。
これらのソフトはWeb関連の業務にも使われるので、修了後は幅広い求人を視野に入れて就職活動をすることができます。
訓練内容
- コンピュータ基本操作 Windows7基本操作と設定、VDT作業
- ファイル・フォルダ管理 ファイルの種類と管理、フォルダの階層構造等
- 色彩フォント概論 色彩の基礎知識
- DTP概論 DTP基本知識、デザイン制作のワークフロー、印刷の基礎知識、入稿データの作成等
- レイアウトデザイン概論
- Webデザイン概論
- Illustrator
- Photoshop
- Web素材制作実習 ワイヤーフレーム、Webデザイン作成、画像の書き出し等
- ポートフォリオ作成
- 総合演習
就職支援
- ビジネスコミュニケーション
- 自己理解
- 応募書類の作成
- 面接マナー
- 面接対策
主な学習ソフト
Illsutrator
「ベクトル画像」を作成・編集することができるソフトです。DTPの現場ではポスターやチラシのような「一枚もの」をレイアウトをするときに使われます。
非常に多機能なアプリケーションですが、実際の作業で使われる機能はそれほど多くはありません。 講習では特に良く使われる機能を重点的に押さえていきます。
複数の図形を組み合わせて一つの図形にすることができる「パスファインダー」という機能があります。 この機能を使うことでイラストや、アイコンを効率的かつ簡単に作成することができるようになります。
Photoshop
Photoshopはデジカメのデータ等に使われる「ビットマップ」と呼ばれる画像形式を扱うためのソフトです。
実際のDTPの現場ではあまり出番は多くありません。写真の修正やサイズの変更が主となりますので、そこまで機能を深く知らなくても困ることは少ないです。
講習ではDTPで使うであろう機能を重点的に、Web業界での利用方法も合わせて確認していきます。
写真画像に対して様々なエフェクトを加える「フィルタ」の機能を使うと、簡単に写真画像を加工・編集することができます。
inDesign
雑誌や書籍のような「ページもの」をレイアウトするために使われるソフトです。 イラストレーターよりさらに強力な文字組みの機能や、複数のページに対し一度に同じ編集を加えることのできたりなど多ページの編集に特化しています。
「ページもの」のヘッダー・フッターのような共通部分を、一括で編集・管理できる「マスターページ」と呼ばれる機能があります。
制作の現場では完成間近での突然の修正・変更というのはよくある話です。この機能を使うとわざわざ全てのページを修正しなくても、マスターページを変更するだけで、全てのページにその修正が反映されます。